電車内での痴漢事件

電車内での痴漢事件

電車内での痴漢事件について弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所が解説します。

~事例~
奈良県内に住む会社員のAは奈良市にある会社に電車で通勤していました。
あるとき、満員電車の中、Aの手の甲が女性の臀部に触れてしまいました。
Aが手をどかさずにいると、女性は特に嫌な顔もしなかったため、もしかして触ってもよいのかと考えたAは、手のひらで女性の臀部を撫でまわしました。
女性は満員電車で逃げることが出来ませんでしたが、女性の異変に気付いた乗客がAの手を掴み、Aは次の駅で降ろされることになりました。
その後Aは通報で駆け付けた奈良県奈良警察署警察官に逮捕されることになってしまいました
奈良県奈良警察署の警察官から逮捕されてしまったという連絡を受けたAの両親は、すぐにAの勤務先に体調不良で休むと連絡し、身体解放に向けて刑事事件に強い弁護士に初回接見を依頼することにしました。
(この事例はフィクションです。)

痴漢事件

今回の事例のような、電車内での痴漢事件は、各都道府県で規定されている迷惑行為防止条例違反となる可能性が高いです。
奈良県では、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例が定められており、公共の場所や乗り物で身体に触れる痴漢行為について規定しています。
痴漢行為による条例違反で起訴されて有罪が確定すると「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科されることになります。
ただ、その行為態様によっては、条例違反ではなく、刑法第176条に規定されている強制わいせつ罪となる可能性もありますので、詳しくは専門家である弁護士の見解を聞くようにしましょう。

痴漢事件と身体拘束

痴漢事件を含む刑事事件で警察に逮捕されてしまった場合、まず48時間以内に検察へ送致されることになります。
そして、送致を受けた検察官は24時間以内に勾留を請求するかどうか判断し、合計72時間以内に勾留が決定するかどうかが決まります。
今回の事例で、Aの両親はひとまずAの勤務先へ体調不良で欠席の連絡をし、すぐに弁護士に依頼しています。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、ご家族等が逮捕されている場合には、まず初回接見をご案内しています。
初回接見では、まず逮捕されているご本人様のもとへ弁護士を派遣し、事件の内容を詳しく聞いたうえで、取調べのアドバイス今後の見通しをお伝えします。
その後、ご依頼いただいた方にも見通しやご本人様の要望をお伝えし、弁護活動をご依頼いただけば、身体解放に向けた活動を行っていきます。
弁護士は、勾留が決定するまでの段階で検察官や裁判所に意見書を提出し、勾留が決定されないように、もしも勾留が決定してしまったとしても準抗告(不服申し立て)によって身体解放を目指して活動していきます。
逮捕されてしまったとき、生活が壊れてしまうかどうかがみなさんとても気になることかと思います。
勤務先に事件を知られてしまった場合、何らかの処分を受けてしまう可能性は高くなってしまいます。
仮に、最終的に不起訴処分を獲得することに成功したとしても、勾留が決定することにより身体拘束の期間が長くなってしまうと事件を知られる可能性は高くなってしまいます。
そのため、身体解放に向けて活動していく弁護士の活動は非常に重要になってきます。


弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、刑事事件、痴漢事件に強い弁護士が無料法律相談、初回接見を行っています。
痴漢事件で弁護活動をご依頼いただいた場合、逮捕されている場合の身体解放活動はもちろん、被害者との示談交渉によって不起訴処分を目指して活動していきます。
無料法律相談、初回接見のご予約はフリーダイヤル0120-631-881にて24時間受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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